セルフマネージメント
セルフマネジメントは、他者から与えられる指示などの行動統制を減らしていき、行動の自発性を促進させる方略のことです。発達障害児は、自己の行動を自分でコントロールする能力の習得に困難を抱える場合が多いため、すべてを自分自身で行うのではなく他者の支援も受けながらセルフマネジメントを行うことも大切です。セルフマネジメントには、自己教示、自己監視、自己評価、自己記録、自己強化などの下位スキルが挙げられます。学習場面においては、課題への従事行動を促したり、課題や学習スキルの質を高めたりするためにこれらのスキルが用いられます。
1.目的
- 自発的な課題の遂行
- 課題の遂行量の増加
- 課題の正答数の増加
2.方法
課題遂行の後、自身の行った課題の結果に対し、自己評価用紙に「よくできました」のシールか、「がんばろう」のシールを貼ることで自己評価を行います。自己評価の項目は、評価基準を明確な行動で示すことで、課題のつまずきをよりわかりやすく判断できるものを設定します。
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