音声による要求・指さし

音声による要求・指さし

指さしの指導

複数の選択肢の中から指さしで要求することを目標として、以下の順序で指導しました。

①ボタンを押す(押し方は何でも構わない)。
②ボタンを人差し指で押す。
③1種類の写真を指さす。
④1種類の写真を含む2つの選択肢から欲しいものを指さす。
&#9316種類の写真の選択肢から欲しいものを指さす。
⑥2種類の写真を含む4つの選択肢から欲しいものを指さす。


 

動作模倣、音声模倣、音声言語による要求の指導

指導開始当時、無発語のお子さんでした。音声言語による要求を目標として、以下の順序で指導しました。

①すでに獲得していた『タッチ』する行動を用いて、大人が合図を出す→それに応じる→欲しいものがもらえる、という関係性を理解する。
②大きな動きを模倣する。
③より小さい動きを模倣する。
④口の動きを模倣する。
⑤口の動きと一緒に音声を模倣する。
⑥音声を模倣する。
⑦要求場面で「やって」を模倣する。
⑧要求場面で「やって」を自発する。

しんちゃん