言語機能(マンド・タクト・イントラバーバル)
スキナーは、6種類の基礎的な言語オペラントを挙げています。いずれもその行動は弁別刺激と強化子との随伴性によって生じます。つまり、見かけ(行動の形=反応トポグラフィー)とその機能は異なる場合があります。このVTRは、まさにそうした例です。「こんにちは」と一般的にはタクトである挨拶を指導しました。しかし、あいさつの後にその人の持っているおもちゃを受け取った場合には、挨拶にはマンドの機能が含まれます。また、相手から「こんにちは」と言われた場合に、顔もみずに「こんにちは」と返したものの相手からなんの反応も得られない場合には、イントラバーバルの機能を含みます。当然、知っている人を見て自ら「こんにちは」とあいさつをして、相手から「こんにちは」と返された場合には、タクトの機能を含みます。
「マンド」
「タクト」
「イントラバーバル」
ナルセ