AACを用いた援助要求行動

AACを用いた援助要求行動

援助要求行動とは、要求行動の1つで、困ったときに、誰かに助けを求める行動のことです。援助要求行動を指導するときには、困った状況を設定する必要があります。援助要求行動をマスターするには、「自分は今、困っているっ!!誰かに助けを求めなければならないっ!!」という状況を判断できること、聞き手に伝わる方法で助けを求めることができなければなりません。音声言語で助けを求めることが苦手なお子さんにはVOCAやカードなどのAACの手段を用いることが有効だといえます。

<援助要求行動>

援助要求行動

AACを用いた援助要求行動>

AACを用いた援助要求行動

【動画の説明】

音声をほとんどもたないお子さんに、作業中の困ったときに、「てつだって」カードを手渡す行動を、言語プロンプト、指差し、身体プロンプトを用いて指導しました。
動画は、箱のふたのねじをドライバーではずすという場面です。このお子さんは、ドライバーを使うことが苦手です。しかし、自分の困った状況を判断して、「てつだって」カードを手渡して援助を求めることができています。

援助要求行動(動画)

おかん

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