AACを用いた援助要求行動
援助要求行動とは、要求行動の1つで、困ったときに、誰かに助けを求める行動のことです。援助要求行動を指導するときには、困った状況を設定する必要があります。援助要求行動をマスターするには、「自分は今、困っているっ!!誰かに助けを求めなければならないっ!!」という状況を判断できること、聞き手に伝わる方法で助けを求めることができなければなりません。音声言語で助けを求めることが苦手なお子さんにはVOCAVoice Output Communication Aidの略。VOCAは、音声によるコミュニケーションが困難な人のためのコミュニケーションツールであり、ボタンを押すことで音声を出すことができる。VOCAには大きく分けて2つの種類がある。一つは、録音音声方式と呼ばれ、あらかじめ録音して登録した単語を発するもの、もう一つは合成音声方式と呼ばれ、キーボードをタッチすることでその場で文をつくり、話すものである。やカードなどのAACAAC〈補助代替・拡大コミュニケーションシステム〉とは、重度の表出コミュニケーション障害のある人々の形態障害や能力障害を一時的、または永続的に補償する臨床活動の領域をさすの手段を用いることが有効だといえます。
<援助要求行動>
<AACAAC〈補助代替・拡大コミュニケーションシステム〉とは、重度の表出コミュニケーション障害のある人々の形態障害や能力障害を一時的、または永続的に補償する臨床活動の領域をさす。を用いた援助要求行動>
【動画の説明】
音声をほとんどもたないお子さんに、作業中の困ったときに、「てつだって」カードを手渡す行動を、言語プロンプト弁別刺激だけでは行動が生起しない場合に、行動の生起を促すために補助的に用いられる刺激。言語プロンプト、視覚プロンプト、身体プロンプトなどがある。言語プロンプトは、音声言語を用いたもので、もっともよく使用される。視覚プロンプトには、文字やイラスト、シンボルといったものから、サインやジェスチュアーといったものまである。いずれも参照することによって、何をすればよいのかわかりやすく示される。身体プロンプトは、身体ガイダンスや介助といった言い方をされることもある。手を添えて行動を促す。、指差し、身体プロンプト弁別刺激だけでは行動が生起しない場合に、行動の生起を促すために補助的に用いられる刺激。言語プロンプト、視覚プロンプト、身体プロンプトなどがある。言語プロンプトは、音声言語を用いたもので、もっともよく使用される。視覚プロンプトには、文字やイラスト、シンボルといったものから、サインやジェスチュアーといったものまである。いずれも参照することによって、何をすればよいのかわかりやすく示される。身体プロンプトは、身体ガイダンスや介助といった言い方をされることもある。手を添えて行動を促す。を用いて指導しました。
動画は、箱のふたのねじをドライバーではずすという場面です。このお子さんは、ドライバーを使うことが苦手です。しかし、自分の困った状況を判断して、「てつだって」カードを手渡して援助を求めることができています。
おかん